新システムその2
その1のつづき。空力編。
旧自動可変空力システム
このシステムは、速度によって空力パーツの迎え角を変える、車輪が浮いたら地面に接地するように制御する、地面から離れたら車体を水平に保ち滑空する、という3つの機能を持っていた。実はつい最近まで主力マシンのDF制御に使われていた。
自力で離陸できない、滑空中に進行方向を変えようとすると水平を維持できなくなる、係数をちょっと変えただけで挙動が激変する・走行中に勝手に離陸する、いちいち制御を書かないといけない...など問題が山積みだった。
今後は二度と使われることはないだろう...多分。
アクティブDFシステム
旧システムの機能を基本とし、グリップ制御、地形追従、エアブレーキを追加した新システム。
グリップ制御は、その名の通りWheelのスリップを減らすための制御で、WheelがスリップするとDFを増やして地面にWheelを押し付け、グリップさせる。力業。
地形追従は車体が浮き上がった時にいい感じに地面にくっつけることが目的である。制御は航空機ベースなため、旧システムに比べて機動力は比較にならないほど向上している。アクティブサスペンションと組み合わせればかなり効果があるはずである。
新システムができたので、新車を一台作っておきたいところ。